漫画家のちばてつや氏が13日までにブログを更新し、東京・神宮外苑の再開発について見解を表明した。

 ちば氏は「今、神宮外苑の開発の事が、ずーっと気になっています」とし、「ワシはどんな理由があれ、人間の都合で自然を壊すことには、とてもとても、深い罪悪感を感じるのです」と思いを明かした。

「東京には自然がずいぶん少なくなって・・。それでなくても、あの神宮外苑の大きな樹木は、先達たちが今を生きるワシらの為に一生懸命残してくれた大切な大切な宝物です。今回の再開発にそういった、後世の人々を思う、優しい視点があるのかなぁ」と嘆いた。

 最後に「社会には目先の経済や、人間の都合に左右されず、大切にして守るべき大事なものがあると思います」と再開発に慎重な姿勢を示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2ea2bcecf2ed035921b9f368c6decc66fc956ae8