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足利市 住民要望受けコンビニエンスストアが移動販売開始
足利市で、近所にスーパーなどが少ない地域の住民からの要望を受けて、コンビニエンスストアが移動販売車を走らせて買い物を支援する取り組みが、3日から始まりました。

この取り組みは、足利市の北郷地区の住民から、近所にスーパーや商店が少なく移動手段を持たない高齢者などが買い物に困っているという相談を受けて足利市が始め、3日から毎週木曜日に、市と協定を結ぶコンビニ大手の「セブン−イレブン・ジャパン」の移動販売車が、地区の公民館や高齢者施設などを回ることになりました。

移動販売車にはパンやお菓子のほか野菜や牛乳などの生鮮食品、トイレットペーパーなどの日用品などの商品が積み込まれていて、3日は車が到着すると、住民たちが次々に集まり必要な商品を購入していました。
利用した90歳の男性は「きょうはポテトチップスを買いました。この地区でひとり暮らしをしている人は車を持っていない人が多いので、毎週来てくれるならば助かります」と話していました。
足利市は、市内で同じように買い物の支援を必要としている地域では、こうした取り組みを広げたいとしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20230803/1090015582.html