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タンチョウ 幸せ届ける舞…後楽園
タンチョウの優雅な姿を名園とともに楽しんでもらおうと、岡山市北区の岡山後楽園で１８日、飼育しているタンチョウが園内に放たれた。
毎年秋から冬にかけ、一時的に園内に放っており、この日は計８羽のうち雌のクロ（１９歳）、キイ（１９歳）、コウ（２１歳）、アキ（２８歳）の４羽が放たれた。
４羽は園内の芝生でミミズや昆虫をついばむなどして散策。飼育員が「コッ、コッ、コッ」と声で飛ぶように促すと、大きな真っ白い翼を広げて一斉に空を舞い、来園者たちは歓声を上げ、写真に収めるなどしていた。
佐賀県伊万里市から訪れた女性（５６）は「上品な羽で優雅に舞うタンチョウを初めて見れて、すごく幸せ」と笑顔で話していた。放鳥は２４日、１０月７日、１５日、２２日にも行われる予定。
