豚肉を食べて2年の実刑判決 インドネシアの冒涜罪裁判
9/22(金) 16:32配信

パレンバン、インドネシア、9月22日 (AP)

イスラム教の祈りを唱えた後に、イスラム教で禁止されている
豚肉を食べた動画をSNSに投稿した被告に対して、
スマトラ島パレンバンのインドネシア裁判所は9月19日、
宗教的な憎悪を煽ったとして有罪判決を下し、
約240万円の罰金に加えて、2年の刑を言い渡した。

イスラム教徒であることを自認するリナ・ルトフィアワティ被告(33)は、
3月に公開されたビデオで、「神の名において」と短い祈りの言葉を述べて、
カリカリの豚の皮を食べた。

同被告は8月、冒涜の罪で起訴されると、自身のSNSで後悔念を表明し謝罪。
判決の後にも再び謝罪した。

ルトフィアワティ被告は、「驚きました。何度も謝りました。
私が間違っていたことは分かっていますが、2年の実刑判決だなんて…」
と判決直後にメディアに語った。
インドネシアは世界最大のイスラム教徒人口を有する国であり、
豚の消費はイスラム教で禁止されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/34b9c2cbf9456daaf0afea34f2658ce4f210360f