【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は22日、世界的な半導体メーカーの米インテルが独占的地位を乱用しEU競争法(日本の独占禁止法に相当)に違反したとして、3億7636万ユーロ(約600億円)の制裁金を科すと発表した。

 欧州委は2009年に10億6千万ユーロの制裁金を科すことを決めたが、EU司法裁判所の一般裁判所(ルクセンブルク)が22年1月に決定を取り消した。これを受け欧州委は、明白に競争を制限する行為に対象を絞り、制裁金を大幅に減額することを決めた。

 欧州委によると、インテルはコンピューター用の中央演算処理装置(CPU)の世界市場での圧倒的なシェアを利用した。

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