全国の土地の価格を調べた「地価調査」が公表され、福岡県は商業地の上昇率が5.3%と、3年連続全国1位となりました。

また、住宅地が3.3%、工業地が9.6%、いずれも去年に比べて上昇し、すべての用途を合わせた全体の上昇率は4.2%に上りました。
 
この上昇率は、◇全国の1.0%、◇東京・大阪・名古屋の3大都市圏の2.7%を上回っていて、都道府県別では沖縄県に次いで2位でした。
背景には、「天神ビッグバン」など、福岡市中心部の再開発が進む中、市の周辺も含めて地域が一段と活性化するという見方から、マンションやオフィスビルの需要が強まっていることがあります。
国内だけでなく海外からも資金が集まっているとされ、地価の上昇が加速した今回の結果は、福岡の街が今後も成長していくことへの期待感を映し出す形となりました。

https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20230919/5010021926.html