世間からの、厳しい目にさらされているジャニーズ事務所。各企業がCM契約を打ち切り・更新など見直しを発表しているが、その露出は、年末の『NHK紅白歌合戦』にも影響が出てくるという見方が強まっている。

NHKの『紅白歌合戦』についても、一部報道では出場グループ半減、という見方も出ています。近年はコンスタントに5〜6組のジャニーズ所属グループが出場してきましたから、影響は大きいでしょう」(芸能記者)

 例年、『紅白』の出場者発表は10月中旬から11月初旬におこなわれる。あまり時間が残されていないなか、局も事務所も、対応が迫られている形だ。ネットニュースのコメント欄には、ジャニーズ所属のタレントについて「『紅白』は辞退すべき」という声も相次いでいる。

「そんななか、“ジャニーズ減”の穴を埋めるのは誰か、という議論がネット上で巻き起こっています。

 もっとも有力視されているのは、若者に人気を集めるK-POPグループ。2022年はTWICE(トゥワイス)を筆頭に、IVE(アイヴ)、LE SSERAFIM(ル・セラフィム)。さらには、韓国の敏腕プロデューサーであるJ.Y.Parkが手掛けたNiziU(ニジュー)や、白組ではオーディション番組出身のJO1(ジェイオーワン)など、韓国に関係したグループは5組出場しています。

 いずれも日本人が所属しているグループで、実力も折り紙つきですが、中高年がポカンとしている様子が目に浮かんでしまいます。今回は、さらに白組にもK-POPグループの枠が増えることが予想されますが、ネット上では疑問を抱く声もあります。

 ただいっぽうで、高齢者層に向けた演歌歌手が増えるのでは、と予想する声もあります。とはいえ『紅白』は近年、若年層を取り込もうとする動きが強いですから、演歌勢を増やすことは、“若者離れ”につながる懸念も……」(同前)

 ネット上でも、K-POP枠、演歌枠とも、出場に後ろ向きな声が多いようで……。

《#紅白歌合戦 でジャニーズ枠がゼロになったところで、韓国勢が埋める必要ない》

《演歌と韓国ばかりの紅白なんて誰が見るのって思うけど年配の方とお子さまたちは見るんだろうな》

 ジャニーズ問題は、年末の国民的特番にまで影響を及ぼしているようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/acb21b05de6377baf65ca1c576c54e7548cfc335