【ワシントン共同】“米国版はやぶさ”とも呼ばれ、小惑星ベンヌで石の採取に成功した米探査機オシリス・レックスのカプセルが24日午前（日本時間同日深夜）、西部ユタ州の砂漠に到着した。航空宇宙局（NASA）が明らかにした。
小惑星から試料を持ち帰ることに成功したのは日本に続き2カ国目。日本は2020年、探査機「はやぶさ2」で小惑星りゅうぐうの石を入手している。日米はそれぞれ石の一部を交換し、太陽系の形成史や生命の由来を読み解く。
オシリス・レックスは16年にフロリダ州から打ち上げられた。18年にベンヌに到着し、20年に石を採取した。量は250グラム前後とみられ、石や砂など計5.4グラムだったはやぶさ2の約50倍。NASAなどは大気圏突入時の高熱に耐えるためのカプセルを回収し、慎重に解体した後、中の容器を専門施設に送って石の様子を確認する。
※略※
https://news.yahoo.co.jp/articles/f805af07bf83cb3139c0aa7eb852cb4f4287a8f5
