カプセルトイ「手のひらネットワーク機器」 26日から再販へ 自宅でデータセンターを再現可能

カプセル玩具事業を手掛けるターリン・インターナショナル(東京都台東区)は9月26日から、カプセルトイ「手のひらネットワーク機器」を順次再販する。6月に発売したところ、SNS上で話題となり、売り切れが相次いだネットワーク機器のミニチュアフィギュア。全4種で価格は1回500円。

シスコシステムズ(東京都港区)と古河電気工業(東京都千代田区)、A10ネットワークス(東京都港区)のルーターやスイッチなどを12分の1サイズで再現した。メーカー3社が監修を担当。同社らのルーターやスイッチなどを12分の1サイズで再現した。各商品には、サーバラックの一部やLANケーブル、冷却ファン、ケーブルホルダー、電源タップ、棚板なども付属。ラックに複数のサーバを収納し、LANケーブルで機器同士をつなぐことも可能だ。

発売以降、ITエンジニアなどを中心にSNS上で話題に。フィギュアでサーバラックを再現した写真などの投稿が相次ぎ、取り扱い店舗では次々と品切れになった。買えなかった人たちからの「再販してほしい」という要望を受け、ターリン・インターナショナルは9月に同商品の再販を予告していた。

商品を企画したのは、SIerのエーピーコミュニケーションズ(東京都千代田区)。「生活でITは不可欠なものだが、それを支える“インフラエンジニア”を知っている人は多くない。『手のひらネットワーク機器』を通してインフラエンジニアの存在を知ってもらい、少しでもITインフラの仕事に興味をもってもらいたい」(同社)と企画趣旨を説明している。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2309/25/news146.html
https://i.imgur.com/KOofK0H.jpg