鹿児島県立短期大学の教授が、自身の立場を不正に利用して女子学生に交際を迫るなど、複数のハラスメント行為をしたとして、停職6か月の懲戒処分を受けました。

停職6か月の懲戒処分を受けたのは、県立短期大学の教授です。

県と県立短大によりますと、教授は去年8月から今年3月にかけて、女子学生に対して交際を迫ったり、「女性だからジェンダーギャップがあって、男性に対し最初から負けている」といった女性蔑視の発言をしたりしたということです。

今年3月、被害を受けた女子学生が大学に相談して発覚したもので、その後、大学が調査し、学生へのパワーハラスメントとセクシャルハラスメントがあったと認定しました。

県立短大 飯干明学長)「私も管理監督者として対応が不十分だったため訓告を受ける。県立短期大学に対する信頼が著しく損なわれた」

県立短大は、教授の性別や年齢などについて「学生の特定につながる」として公表していません。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/741452?display=1