大谷翔平のホームラン王が決定的に 6本差で追走していた2位・ロベルトが左膝負傷か


エンゼルス・大谷翔平投手(29)の日本人初となる本塁打王に“当確ランプ”がともった。24日(日本時間25日)、ア・リーグ全球団が残り7試合以下となり、2位以下の選手が追いつくためには1試合1本塁打以上が必要となった。

思わぬ形で追い風も吹いた。Wソックスのロベルトがこの日のRソックス戦は1打席だけで途中交代。初回に二盗を成功させた際に左膝を痛め、25日(同26日)に精密検査を受けることになった。「オオタニを超えるのは非現実的」と話しながらも、6本差の2位につけていた目下のライバルが、残る6試合に出場できるか不透明な状況になった。

単独3位に浮上したのは過去に巨人でもプレーしたレンジャーズのガルシア。この日のマリナーズ戦で4試合ぶりの36号を放った。チームは地区優勝までマジック5で、残りは7試合。25日(同26日)からはエンゼルス3連戦だ。22日に1試合3発を放って35本としたヤンキースのジャッジはこの日本塁打は出ず、追いつくためには7戦9発が必要だ。

16日に負傷者リスト(IL)に入り、19日に右肘手術を受けた大谷。19~24日の敵地6連戦の遠征は帯同しなかったが、本拠地に戻る25日(同26日)には再びチームに合流する可能性がある。10月1日(同2日)のレギュラーシーズン全日程が終わるまでタイトルが確定することはないが、グラウンドに立たずしても歴史的な瞬間は刻一刻と近づいている。(安藤 宏太)

※ホワイトソックスから日本時間26日に発表があったため、「右膝」→「左膝」に修正しております。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a21b0814eb487fb55eeeb6ed8df83f0368df3ae6