インタビューの最後、インマンさんから「さまざまな企業が事務所との契約を打ち切りましたが、テレビを中心としたメディアはこれまでと同様の関係を続けるのでしょうか?」とたずねられ、筆者は言葉に詰まった。

「テレビ、ラジオ、雑誌……喜多川氏がどれだけ多くのメディアを支配してきたか、驚くばかりです。彼は非常に恐れられた存在でした。今後も紅白歌合戦や番組の司会でジャニーズのタレントを起用するのか。その対応で、この問題に対するメディアの本気度がわかると思います」

 インマンさんが言う通り、メディアも傍観者ではいられない。

(AERA dot.編集部・米倉昭仁)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a47bbf36c6bbf54554a1f142fa0cea6ffb11a985?page=3