購入したすしに髪の毛が混入していたとうそを言い、店に代金の返金を求めて5000円余りをだまし取ったとして28歳の容疑者が逮捕されました。

調べに対し「金がほしくて何件か同じようにやった」と容疑を認めているということです。

逮捕されたのは、住所不定で職業不詳の井原龍夫容疑者(28)です。

警視庁によりますと、ことし6月、江戸川区のすしチェーンの店舗を訪れ「2日前に父親がみやげ用のすしを2パック買ったら髪の毛が入っていたので返金しろ」とうその説明をして、代金としておよそ5200円をだまし取った疑いが持たれています。

そのあと、店が売り上げの記録を確認したところ、その日に該当する商品を購入した客がいなかったことが分かり、警視庁に被害を届け出ていました。

警視庁が容疑者の行方を捜査していたところ、26日朝、豊島区内にいるところを見つけ、身柄を確保したということです。

調べに対し、容疑を認め「金がほしくて、何件か同じようにやった」と供述しているということです。

警視庁はほかにも同様の被害の相談があることから詳しく調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230926/k10014207151000.html