その第1弾は『時光代理人 -LINK CLICK-』。サスペンス、SFの要素に涙を誘う人間ドラマを融合させたこの作品は、2021年4月よりbilibiliで配信されると、瞬く間に人気を集め、配信開始わずか4ヶ月で総再生回数1.6億回を突破。今年7月に待望の第2期が配信され、全世界で話題となっている。第1期は日本でも2022年1月にTOKYO MXやBS11などで放送され人気を博した。フジテレビでは第1期を10月15日より、毎週日曜深夜2時20分に放送する。

 来年1月からは、放送枠を毎週水曜深夜1時25分に移動。今後のラインナップとして、中国の有名な妖怪小説『山海経』に出てくる妖怪を取り上げた作品で、bilibiliでのシーズン1から3までの総再生回数が4.2億回を突破、現在はシーズン4を制作中の『百妖譜(ひゃくようふ)』、また『時光代理人 -LINK CLICK-』第2期を放送予定。

 この枠では、両社で共同制作するアニメーションの放送も計画している。これまで「ノイタミナ」「+Ultra」という2つの枠でさまざまな人気アニメを生み出してきたフジテレビは、bilibiliと手を携えアジア発で世界的ヒットを狙うアニメーションを共同制作していく方針だ。