岸田首相は26日の閣議で、税収の増加を国民に還元することなどを掲げた、新たな経済対策の策定を閣僚に指示した。 岸田首相は閣議の中で、「コロナ禍を乗り越えた国民は、今度は物価高に苦しんでいる」と指摘したうえで、「今こそ成長の成果である税収増を国民に適切に還元すべきと考えている」と述べた。 そのうえで、25日夜表明した物価高対策、持続的賃上げ、国内投資促進など、経済対策の5本柱をあらためて示し、賃上げ税制の強化などを含めた具体的な対策を、10月末をめどに取りまとめるよう閣僚に指示した。
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