https://news.yahoo.co.jp/articles/3364aa46b6d34faa8bf82df71f1458290a7e1442
話題の『女子大生、オナホを売る。』著者が極めたビジネスの真髄「"賢者タイム"で感想が変わるから使用中に聞きました」
「昔から衝動性が高いとは言われますね。やりたい、知りたいと思ったことをやらずに終わるのがすごくイヤ。なので、オナホの使用中に感想を聞くのも、そもそも必要なことですし、今聞くべき!と思って聞きました。
さすがにモラル的にまずいことはしませんが、雑草を食べて生活したらどうなるのかなと思って、1カ月半、雑草とヤクルトと少しのお米だけ食べてたら17キロくらい痩せたこともありました。
学校を停学になった七輪の件もそうですけど、人と違うことをすると面白いことが起きやすい。だからできるだけそういう経験をしておこうと決めていて、やってみようと思うとすぐやってしまいますね」
本書でも綴られているが、マグロ漁船やヒヨコの雌雄鑑別のバイトを経験したのも、「やってみたい!」と思ったからだ。
「マグロ漁船は、オナホを作るかブラックバイトメディアを作るか考えていた時に、知り合ったんですよ。ブラックバイトメディアのクライアントになるかもと思って連絡先を聞いていたんです。それでオナホを作ったあと、次の事業の準備で時間ができたので、せっかくなら働いてみたいと思って連絡をとったら受け入れてくれました。ほとんど役には立っていないんですけど(苦笑)。
ヒヨコも珍しい資格を取りたいと思って『ひよこ鑑定士』の資格が出てきたので、求人を探して。けっこうそういう人がいるみたいでコスパは見合わないけど需要はあるそうなんです。それはやってみたから知れたことだと思っていて、やっぱり色んな経験をしておくのは大事だと思いました」
神山さんは「やらないと気が済まない」というが、衝動性は言い換えれば、行動力。理由はともあれ、多岐にわたる好奇心と突発的な衝動性が合わさることで、多面的な知識や経験を身につけられたのだ。
すでに若手事業家として結果を出し、今回の出版に至った神山さん。今後、何を目指しているのか。
「事業としては、人の話を聞く仕事をしたいですね。何者でもない人間に、適切に話を聞いてもらえることってあまりなく、価値のあることだと思うんです。個人でコンサルティングを請け負ってはいますが、解決策がほしいわけでなく話を聞いてほしいという需要もあるはず。有料にすることで話す内容の解像度もグッとあがるんですよ。だからお金をいただいて話を聞くことで、相手にもメリットがあると思います。
あと、今回出版したことでこうしてメディアに出ることになりましたけど、もし今後こういった機会があるなら、ビジネスじゃないことで出たいですね。雑草ソムリエとか。ビジネスやってた人が10年後もビジネスやってるって面白みがない。そういう意外性は欲しいし、期待は裏切っていきたいです(笑)」
衝撃的なタイトルで目を引く『女子大生、オナホを売る。』。ビジネスで成功を収めた著者が、これから何を仕掛けていくのか要注目だ。