「ブレーキが効かない、エンジンも切れない」 EVタクシーが時速188kmで暴走 /大邱
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/09/28/2023092880016.html
雨が降る深夜、大邱市寿城区内のある道路で、電気自動車(EV)タクシーが
信号を無視して時速188キロメートルで暴走、信号待ち中だった車に衝突し、
2次事故まで引き起こして合計7人が大けがをした。事故の関係者たちは「急に
スピードが上がり、ブレーキは効かず、エンジンが切れなかった」と話しており、
急発進が疑われると主張している。事故当時の緊迫した様子が収められている
このタクシーのドライブレコーダーには、タクシー運転手と乗客が交わしたやり
取りがそのまま記録されていた。
27日の朝鮮ドットコムの取材を総合すると、15日午前12時41分ごろ、大邱市
寿城区で客を乗せたEVタクシーがトゥルアン街三差路から寿城市場交差点方
向のトゥルアン路を走行中に反対車線からセンターラインを越えてきたスポーツ
用多目的車(SUV)と衝突した。
問題はこの衝突直後に発生した。事故当時のドライブレコーダーの映像を見る
と、時速50キロメートルで正常に走行していたタクシーは衝突直後に急に速度を
上げ始めた。加速36秒で車の速度は時速188キロメートルに達した。映像で、車
の速度が上がるとタクシー運転手は慌てた様子で「うわあ」「大変なことになった」
と何度も叫び続けた。乗客が運転手に向かって「ブレーキを踏んで」「エンジンを切
って」と急いで言うと、タクシー運転手は何をやってもまともに作動しないと答えた。
動画
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/09/28/2023092880017.html