【モスクワ共同】アゼルバイジャンからの独立を主張するアルメニア系住民の行政府「ナゴルノカラバフ共和国」は28日、「共和国のすべての行政機関を解散し、来年1月1日までに存在を停止する」との「大統領令」を発表した。

 ナゴルノカラバフは今月19~20日にアゼルバイジャン軍の全面攻撃を受け、武装解除を条件に停戦に応じていた。現地住民約12万人のうち、28日までに約半数の6万人以上が保護を求めてアルメニア国内に移動しており、ソ連時代末期から続くアゼルバイジャンとの領土紛争が最終的解決に向かう可能性が高まった。

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