「美しき我が国を汚すものは、何人たりとも許さない」

17日に最終回を迎えた日曜劇場「VIVANT」(TBS系)で、堺雅人さん演じる主人公の乃木憂助が語る言葉だ。

エンターテインメントとしての面白さだけでなく、根底に流れる家族愛にも心を打たれたが、印象的だったのは、冒頭に記した、乃木のせりふだ。
乃木は、日本を守るためならば手段を選ばない政府非公認の自衛隊精鋭部隊「別班」のメンバーで、有事を未然に防ぐために行動する。
一方、阿部寛さん演じる警視庁公安部外事第4課の野崎守は、法の下において日本を守るために奔走する。その野崎も「日本のためだ」という言葉をしばしば口にする。
それぞれ立場や手段は違えど、国を守るという目的は同じだ。

https://www.sankei.com/article/20230928-NZSVEGDKEZLZZNRGAIDX6GM4VA/