SIEが新経営体制へ。ジム・ライアン退任、十時裕樹が暫定CEO

ソニーグループとソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は28日、約30年間にわたりプレイステーション事業に関わってきたSIE社長兼CEOのジム・ライアンが2024年3月に退任すると発表した。ソニーグループ社長COO兼CFOの十時裕樹が現在のソニーグループでの職務を継続しつつ2023年10月付でSIEの会長となり、2024年4月1日付でSIEの暫定CEOに就任する。

ジム・ライアンは1994年にソニー・コンピュータエンタテインメントヨーロッパ(現ソニー・インタラクティブエンタテインメントヨーロッパ/SIEE)に入社して以来、SIEE社長、SIEのグローバルセールス&マーケティング統括などの重職を歴任し、2018年1月からはSIEの副社長、その後、社長兼CEOを務めてきた。
来年4月よりSIEの暫定CEOに就く十時は、ソニーグループ会長CEOの吉田憲一郎およびSIEの経営チームと緊密に連携しながら、SIEのCEO承継を含むプレイステーション事業の今後の方向性についての検討を行なっていくという。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1534994.html