近畿日本ツーリストが、神戸市のコロナ関連のクーポン事業をめぐり、業務委託料を約840万円過大請求していたことが分かりました。

 神戸市は、去年9月から今年2月まで実施していた新型コロナに関連する「神戸ブランドエールクーポン」事業で、問い合わせ対応などの業務を約3億9000万円で、近畿日本ツーリストに委託していました。

 近畿日本ツーリストは途中でコールセンターの人員を減らしましたが、それを市に報告せず、削減した人件費など約840万円を過大請求していたということです。

 近畿日本ツーリストをめぐっては、新型コロナ関連事業で東大阪市から約8億8900万円をだまし取ったとして元支店長ら3人が起訴されていて、これを受けた社内点検で、神戸市への過大請求が発覚したということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f08f05b78e0dcf3c351c53374c7d219de0483e53