通学時に発生した高校生の自転車事故は昨年、1万人当たり22.38件で、都道府県別では群馬が9年連続となるワーストだったことが民間団体の調査で分かった。

 中学生も群馬が2年連続で最多だった。

 調査は「自転車の安全利用促進委員会」(東京都渋谷区)が実施。自転車通学中の中学生と高校生が事故に遭ったケースを分析した。

 高校生1万人当たりの事故件数は群馬が93.63件で最も多く、静岡(56.67件)、徳島(43.27件)、愛知(39.96件)と続いた。群馬は調査を始めた2014年から9年連続の最多となった。

 中学生も群馬が32.03件で最も多く、全国平均の4.90件を大きく上回った。2位以下は香川(16.30件)、佐賀(13.07件)、徳島(11.80件)の順で、中高生ともに長崎が最も少なかった。

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