トルコ首都アンカラの内務省施設前で自爆テロ 警察官2人が軽傷 PKK=クルド労働者党が犯行声明

トルコの内相は10月1日、首都アンカラの内務省の施設前で自爆テロがあり、2人が負傷したと明らかにしました。

首都アンカラの中心部で、監視カメラが捉えた爆発の瞬間の映像です。

イェルリカヤ内相は1日、「午前9時半ごろ、内務省の入口ゲート前に小型の商用車でやってきた2人が爆弾テロを実行した」と発表。「1人は自爆し、もう1人は自爆する前に射殺された」と明らかにしました。また、この爆発で警察官2人が軽傷を負ったということです。

エルドアン大統領は、この日、新たな会期が始まったトルコ議会で演説を行い「我々は最後のテロリストが排除されるまで戦い続ける」と強調。「国民の平和と安全を脅かす悪党は目的を達成できなかったし、これからも決して達成することはない」と語りました。

こうしたなか、クルド系メディアは、トルコがテロ組織に指定しているPKK=クルド労働者党が犯行声明を出したと報じました。

今回の自爆テロについて、「議会の開会に合わせて明確に計画されたものだ」とした上で、「成功し、目的は達成された」と主張しています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/753097?display=1