京都市内で車のバンパーなどにカメラを取り付けて走行し、女子高校生らを盗撮した罪に問われた男に執行猶予つきの有罪判決が言い渡されました。

京都市伏見区の運送業・西村智至被告(44)は、去年9月から12月、京都市内の路上で女子高校生ら7人のスカートの中を車に取り付けたカメラで盗撮した罪などに問われています。

これまでの裁判で西村被告は起訴内容を認め、盗撮の頻度を問われると「ほぼ毎日」、「登校と下校をねらった」と答えていました。

泥よけに設置されたカメラ

検察側は「車のバンパーなどにカメラを4台取り付けて女性の近くを繰り返し走行し、9年前から1000人くらいを盗撮してきた」などと指摘していました。

12日の判決で京都地裁の村川主和裁判官は「被告人の犯行は常習性が認められる」「盗撮された女性の不安感は軽視できない」として、西村被告に懲役10カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

車のバンパーなどにカメラ取り付け盗撮 女子高校生ら被害 運送業の男に執行猶予付きの有罪判決
https://news.yahoo.co.jp/articles/89228f6057ddac553045b9a9b996ccafc3972a5c