
ネットに拡散された観客の声をまとめると、のっけから「今日はMCから始めたい」と登場してはとりとめのない話を延々と続け、1曲歌っては15分ほどの“おしゃべり”を繰り返した山崎。
たまらず客席から「歌って!」との声が飛んでも意に返さず、「歌うのって、しんどいんですよ」などと“歌わないライブ”を敢行。観客とも言い合いになったり、しまいには「歌わないなら帰る!」と途中で席を立つケースもあったようだ。
この異色のライブ構成にネット上ではファンだろうか、「私なら楽しめる」との擁護もあるものの、大半は批判的な声が向けられている。中にはーー、
《山崎まさよしは水戸だから手を抜いたんだろ?例えば同じ北関東でも宇都宮や前橋だったら、それなりにちゃんとやったろ》
《地方の公演だから手抜きか?バカにしたのか?お客さんはバカにされた感じがしてもおかしくない。そりゃ怒るのも無理はない》
水戸での、地方での公演だから「手抜きした」と勘ぐるような意見も散見される。
お目当ての歌手、アーティストのライブやコンサートを楽しむために、決して安くはないチケットを購入しているのは地方も都市部も同じこと。「地方だから手を抜く」ということは実際にあるのだろうか。https://news.yahoo.co.jp/articles/5631188c6701cf02da30d697d18d636b32662ee5
今回の山崎も、“歌メイン”ではない構成で考えていた。10月9日のツアー初日、神奈川県・ハーモニーホール座間でもやはり、「お客さんとのトークを楽しみたい」とMCに多くの時間を割きつつも、水戸の倍となる16曲とアンコールで終えている山崎。
コロナ明けの有観客で触れ合いを楽しみたい
騒動の事情を知るレコード会社・営業担当者は「山崎サイドに非があるのは当然」と前置きしつつ、
「トーク中心の構成となったのは、“コロナ明けの有観客ライブで、ファンとの触れ合いを楽しみたい”との理由だと聞きました。しかし水戸ではトークどころか、お客さんと“言い合い”のような掛け合いが続いてしまい、それこそ愚の骨頂なのですが、結果的に歌う時間が削られて8曲になってしまったそうです。
ただ、特に地方では山崎さんのスタイルを熟知するファンばかり来るわけではなく、特質な場合は事前に詳細を告知しておくべきで、それを怠ったのは彼らの落ち度だと思います。今の時代、即SNS拡散されるリスクもあるわけで、地方だからと意図して手抜きをしたわけではありませんよ。