近畿大学の剣道部に所属する男子大学生(21)が飲み会後に同じ部活に所属する別の学生に暴行し、暴行を受けた学生がその後死亡した問題で、大阪地検は25日、傷害の疑いで逮捕された男子大学生をより罪の重い傷害致死の罪で起訴しました。

近畿大学の剣道部の林陽暉被告は、10月5日の未明、東大阪市で同じ剣道部の別の部員に暴行を加えケガをさせた傷害の疑いで大阪府警に逮捕されていました。
ケガをした部員は意識不明の状態で病院に運ばれ、治療を受けていましたが、今月16日、死亡していました。
林被告について、大阪地検は25日、より罪の重い傷害致死の罪で起訴しました。
理由について、大阪地検は「捜査の結果、証拠の内容を評価した」としています。
大阪地検は暴行と別の部員の死亡との間に因果関係が認められると判断したものとみられます。

傷害罪の法定刑は15年以下の懲役または50万円以下の罰金ですが、傷害致死罪の法定刑は3年以上の有期懲役刑となっています。

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