「ひろゆきさんのように、相手の感情を揺さぶり、瞬間的に言い返す力を競うのは、ほとんど意味がないと思います」

 取材の冒頭でこう断言したのは、立憲民主党所属の米山隆一衆議院議員

YouTubeのネット番組で、米山氏とひろゆき氏との討論がおこなわれた

米山氏が振り返る。

「まあ目にゴミが入っただけかもしれませんが(笑)、いつもと違う反応を見せていると感じました。彼の知識が乏しいと感じる場面は、これまでにもよくありました。SNSを見ていても、政治や経済の知識はそこまで豊富ではない。ITに関しても一般人と同じ程度でしょう。」

「ひろゆきさんは自信満々で言ってくるから、彼のほうが正しいような印象を与えるんです。他人が返答しづらい質問をする『芸』でしかない。議論が得意なわけでもないし、しかもじつは知識も乏しいんです。あんな人もてはやす番組どうかと思う」

最後に米山氏は、ひろゆき氏の正体をこう語った。

「そもそも彼は、ネット業界で少し成功しただけの、たんなる普通の人。生産性がないし、議論を深めているわけでもありません。誰にでもズケズケ言えるから、人々のガス抜き役になっているだけです。『ひろゆき論法』的な、正しいことを言っているわけではないと、今回の議論が証明したと思います」

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