マクドナルド、世界中の店舗にグーグルの生成AI導入へ…運営が効率化し利用者の待ち時間短く

米外食大手マクドナルドは6日、IT大手グーグルと提携し、世界中の店舗に生成AI(人工知能)の導入を進める方針を明らかにした。店舗運営が効率化され、利用者の待ち時間が短くなるなどの効果があるとしている。

米メディアによると、グーグルの生成AIにアイスクリームマシンの掃除方法などを質問できるようになり、店舗スタッフを指導する負担軽減にもつながるという。

グーグルのサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は「我々の生成AIにより、マクドナルドでの食事体験がどう変わるのかを楽しみにしている」との声明を公表した。

 また、マクドナルドは2027年までに全世界で9000店を新規出店し、店舗数を9月末(約4万1000店)から2割増の5万店に増やす計画も発表した。同社史上、最速の出店ペースになるという。


https://www.yomiuri.co.jp/economy/20231207-OYT1T50140/