【悲報】三島由紀夫「私は愛国心という言葉が嫌いである。わざわざ愛せというのがわざとらしくて嫌いである」 [974680522]
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実は私は「愛国心」といふ言葉があまり好きではない。
何となく「愛妻家」といふ言葉に似た、背中のゾッとするやうな感じをおぼえる。この、好かない、といふ意味は、
一部の神経質な人たちが愛国心といふ言葉から感じる政治的アレルギーの症状とは、また少しちがつてゐる。
ただ何となく虫が好かず、さういふ言葉には、できることならソッポを向いてゐたいのである。
この言葉には官製のにほひがする。また、言葉としての由緒ややさしさがない。どことなく押しつけがましい。
反感を買ふのももつともだと思はれるものが、その底に揺曳してゐる。
では、どういふ言葉が好きなのかときかれると、去就に迷ふのである。愛国心の「愛」の字が私はきらひである。
自分がのがれやうもなく国の内部にゐて、国の一員であるにもかかはらず、その国といふものを向う側に
対象に置いて、わざわざそれを愛するといふのが、わざとらしくてきらひである。
https://plaza.rakuten.co.jp/azabird/diary/201112150001/ 国だとか権力者とか
強い者に自己を投影して、それを愛してるんだよ
つまり、努力する事もなく学ぶこともなく
怠惰な己を省みることもないまま
ありもしない虚像の己を愛するとする最悪なナルシズム
それが愛国心 >自分がのがれやうもなく国の内部にゐて、国の一員であるにもかかはらず
この認識が間違ってるだけじゃねぇの
国なんていくらでもとっかえ可能な環境に過ぎんぞ >>7
愛国心がpatriotism(e)の訳語であるならば、それは違う
自分が生まれ育ち国籍を持つ国の自然や街を胸が熱くなるほど愛し
その自然や街がつつがなく、常に美しくあることを望み
その街々に住む人々を愛し、みな親族友人であるかのように彼らの幸福を望み
その国に在る自分の幸せを神（若しくは運命）に感謝すること
それがpatriotism(e)
あなたの言う愛国心とは天と地ほど違う 愛国心
無茶な要求を飲ませる時だけ持ち出される概念 >>12に書いたような心情を日本に対して持つことは不可能だよね
ここに書いたのは、わたしがフランスの国籍を持っているとしたら、フランスに対して持つ愛情 元々パトリオティズムとナショナリズムは区別されてるし
ここで三島が嫌いって言ってるのはナショナリズムの方でしょ >>12
とても美しい言葉ですね
ただ、そんな風な意味を込めて愛国心という言葉を用いてる人が国内にどれだけいるんでしょうね
愛国心という言葉を、そのように美しく使ってる人を私はさほど見たことがないですね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
