厳しいノルマについて東京都連所属の国会議員はこうこぼす。

「派閥パー券のノルマ以外にも、東京都選出の国会議員には東京都連のパー券も200万円分、国会議員とは関係ない都議団のパー券100万分も押し付けられてくる。支援団体や支持者も浮き沈みがあり、毎回買ってくれるわけではない」

大なり小なり不平不満は溜まっているのであろう。

12 月13日、国会内で宮沢博行前防衛副大臣は「派閥から記載しなくてよいと指示された」「派閥の方から『しゃべるな』と」などと派閥ぐるみの隠蔽工作の一端を公の場で初めて口にした。

この告白は99人の最大派閥が崩壊していく序章となりそうだ。正しい比較ではないが、と前置きし、前述の議員がこう話す。

「昭和の時代なら親分が違法スレスレにカネを集めて、子分に配っていた。いまの清和会は子分たちから搾り取るような運用方法で、『(傘下の組に厳しい上納金を課していることで知られる)山口組か』とこぼし合っています」

https://news.yahoo.co.jp/articles/739df29508e41be1e3f589965db189777b397fca