山形県尾花沢市内の小学校で20日、給食の汁物に画びょうが混入しているのが見つかりました。県内の学校給食ではことし9月以降、画びょうの混入が相次ぎ、今回で5件目です。

尾花沢市教育委員会によりますと、市内の小学校で20日、給食の「納豆汁」に画びょうが入っているのを児童が見つけました。画びょうの大きさは1センチほどで、食べる前にお椀の底に沈んでいることに気付いたため、健康被害はありませんでした。

尾花沢市内の小・中学校7校の給食のうち、3校は校内の調理室で、ほか4校は市の学校給食センターで作られたものが提供されていて、このうち画びょうが見つかった小学校では、校内の調理室で作られていました。画びょうが混入した原因は調査中ですが、調理室では画びょうを使用していないため、市教育委員会は「調理室以外で混入した可能性が高い」とみています。

尾花沢市では21日の給食は通常通り提供する予定です。県内ではことし9月以降、中山町や河北町などの学校給食で画びょうが混入する事案が相次ぎ、今回が5件目です。

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