防衛装備品の輸出ルールを定める「防衛装備移転三原則」と運用指針の改正を受け、岸田総理大臣は「平和国家としての歩みは変わらない」と強調しました。

岸田総理大臣
「もとより平和国家としての基本的な理念、これは変わりません。さらにはこの平和国家としての歩み、これからも堅持するということ、これも変わりはありません」

 岸田総理はライセンス生産品の移転を可能にしたことを説明し、「力による一方的な現状変更は許さない」「インド太平洋地域の平和と安定を実現する」と強調しました。

 また、「厳格な審査を確保しつつ、国民に丁寧に説明を続ける」と述べました。

 政府は今回の改正に基づき、地上配備型の迎撃ミサイル「パトリオット」を戦闘が行われている第3国への再輸出は行わないという条件をもとに、ライセンス元のアメリカに輸出することを決定しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bec7440b2a5e8bf7e261aab9253077bd649bdd31