16歳で1回手取り2000円の格安風俗に入店…4つの性感染症にかかり、医者から「風俗の仕事をやめて普通の仕事に就きなさい」と言われてもやめられない理由
風俗の仕事以外に選択肢がない
そんな詩が体調を崩したのは、数か月前のことだった。朝起きたら、腰が抜けたように立てなくなっていたのだ。
詩は店のオーナーに電話をし、救急車を呼んでもらった。この時は神経系の病気だったそうだが、風俗で働いていることを話して婦人科系の検査も受けたところ、淋菌感染症、クラミジア、コンジローマ、梅毒といった4つの性感染症にかかっていただけでなく、アナルセックスのせいで直腸脱が起きていたそうだ。
医者からはこう言われたそうだ。
「あまり痛みを感じないから平気だと思っていても、知らない間に体はボロボロになっているんだよ。今くらいの年齢ならともかく、こんなことを続けていたら、近いうちに大ごとになる。風俗の仕事をやめて普通の仕事に就きなさい」
今回、詩が取材協力に連絡をくれたのは、今後のことについて悩んでのことだという。彼女は次のように話す。
「風俗の仕事は嫌いじゃないから、たぶん続けると思う。でも、あんま儲からないし、病気になっていっぱいお金がかかちゃった。だから(これから働こうとする自分のような人には)大変だよって言いたいです」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec4280d1dd0ec71792400e4dbdc34df9ce5a392a?page=3