そもそも日弁連が淫行条例を青少年の性的自己決定権の侵害であると主張していたことからも明らかなように、宮台の90年代の援交論の背景にあるのは、社会の性的規範をそれ自体体制的なものとみなして「脱構築」したり「解体」しようとしたりするポストモダニズムなどの現代思想

フーコーやリオタールやジルドゥーズは同意年齢を撤廃して幼女とセックスできるように主張していた

こうした現代思想の強い影響を受けいてた日本の左派の少なくない部分が支持していたのが90年代サブカルなのであって、仮に「総括」する必要があるとすれば、それは左派自身についてだろう