「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(47)が12日までにX(旧ツイッター)を更新。
政治家が能登半島地震被災地の現場を見ることについて、私見をつづった。

落語家立川談四楼が9日、自身のXに「山本太郎代表の岸田首相への被災地からの注文『目の前で困っているのは血の通った人間で、この国に生きる大切な宝だ。現場を見ろ。安心させろ。自分の目で見ずに決定できるならAIが代行すればいい』自らの目で被災地を見て、被災者から要望を聴き取っての提言だ、迫力が違うぜ。岸田さん、読んだかね」と書いていた。

ひろゆき氏は、談四楼のこのポストを添付。「能登半島は道路が分断されて自動車が通れない被災地域があり、安否不明の人が100人以上居ます。自動車で行ける避難所だけ見て、全体をわかった気になるのは指揮官としては無能です」と持論を述べた。

ひろゆき氏の投稿に対し「迫力のある提言よりも今はより実質的な対応が必要」「自治体、都道府県の関係者から報告を待てば良いだけ。地元の人しかわからないことがたくさんある」
「来ないでと言われている被災地に出向き、自分が見た一部だけで全体を語るのやめてほしい」「木を見て森を見ず」などとさまざまな意見が寄せられている。

ひろゆき氏は8日にXで、れいわ新選組の山本太郎代表がXを通じて、岸田文雄首相や石川県知事に「現場を見ろ」などと現地の実態を確認して、支援体制を構築すべきとの認識を訴えたとする記事を引用。
「ヘリで岸田首相が来るより、支援物資が来た方が有難い人が大勢居るのがわかってるから、まともな政治家は現地入りを避けるのかと」とつづり「気温−2度の被災地では、使えないおっさんより暖房器具のがありがたいでしょ」と述べていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1b52d17e025f53bea354d89fd4dacef7899cf615