輪島・朝市通り周辺の火災で10人の死亡を確認…9日以降の大規模捜索で人骨発見

 石川県輪島市は17日、能登半島地震で発生した朝市通り周辺の火災現場で、10人が死亡したことが確認されたと発表した。犠牲者の性別や死因などは不明。県警から17日に報告を受けたという。

 県警は9日から現場の大規模な捜索を続けており、複数の箇所で人骨を発見していた。身元の特定を急いでいる。

 朝市通りは同市の中心部にある観光名所で、輪島塗を扱う漆器店や、古い木造住宅が密集している。火災で200棟以上が全焼し、焼失面積は5万平方メートルに上る。

 県によると、県内の死者は17日午前9時現在、この10人が加わって232人となった。安否不明者は21人。

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