
2024.01.24 Wed posted at 16:00 JST
ロンドン(CNN) 英国の動物園が、ひわいな言葉の悪態を連発するオウム集団のリハビリのため、アダルト鳥園と化す危険を冒して新たな計画を採用した。
リハビリの対象は、イングランド東部リンカンシャーの動物園に寄贈されたオウム目のヨウム8羽。
このうち5羽は2020年、下品な言葉を直すために群れから切り離して隔離されていた。
しかし動物園は23日からこのアプローチを変え、隔離していた5羽を、新たに寄贈された口汚い「エリック」「キャプテン」「シーラ」の3羽と一緒に群れへ戻すことにした。
「彼らを移動させる際に箱から出てきた言葉は衝撃的で、本当にひどかった。普通のののしり言葉ではない、正真正銘の放送禁止用語だった」。
同園のスティーブ・ニコルズさんはCNNにそう語る。
「我々はものすごく下品で口汚い8羽のヨウムを、暴言を吐かない92羽と一緒にする」
もしもこの作戦がうまくいけば、8羽のヨウムは群れの仲間たちのように、「電子レンジの音や車のバック音のようないい音」を学習してくれるかもしれないとニコルズさんは期待する。
だが、もしも92羽が下品な言葉を覚えれば、「アダルト鳥園と化すだろう」。
(以下略)
https://www.cnn.co.jp/fringe/35214292.html