両親の離婚後に、青葉被告は父親から虐待を受けるようになります。

弁護人 「子供3人に対する父親の対応は変わりましたか」
青葉被告 「正座させられたり、ほうきでさんざん叩かれたりしました」
弁護人 「ベランダに立ってろと言われたこともありましたね」
青葉被告 「はい」「素っ裸にされて、立ってろと言われました」
弁護人 「他の体罰は?」
青葉被告 「日常茶飯事すぎて覚えていません。身体が大きくなるまで続きました」

中学生になると、柔道の大会でもらった準優勝の盾を父親から「燃やしてこい」と言われ、実際に燃やしたといいます。転校した後はだんだんと学校に行かなくなり、不登校になったと説明しました。

このころの精神状態について、「人が何か言ってこようとする」ような幻覚的な症状が出てくるようになったということです。症状は、定時制高校に通うようになったころには、なくなっていたといいます。

青葉被告にとって幼少期の記憶はある程度鮮明に残っているようで、終始はっきりした口調で答えていました。

https://www.ktv.jp/news/feature/230910-kyoani-oitachi/