G.U.Group(株)は1月25日、スマートフォン向けWebブラウザー「Lunascape mobile」の最新版v14.0.0を正式公開した。最新版では、ユーザーインターフェイス(UI)が一新され、かねてから進められてきたweb3ウォレットへの対応が正式版となっている。
「Lunascape mobile」は20年以上の歴史を持つWebブラウザー「Lunascape」のモバイル版。伝統あるタブ切り替えやジェスチャーによる操作、EPUBリーダーといった機能を備えるほか、v12から仮想通貨ウォレットの搭載を試験的に開始。web3対応を進めていた。
v14ではデザインが全体で改良され、操作を行うためのダイアログがコンテンツの前面に一部重なって展開するハーフモーダルUIを、ブックマークなどの各所で採用。また、検索バーでの検索時にエンジンをボタンで簡単に選択できるようになり、Google以外の検索エンジンを使いたい場合でもスムーズに操作を完結できるようになった。さらに、タブにはFaviconが表示されるようになり、タブの視認が用意になっている。
正式版となったweb3ウォレットでは、DApps(分散型アプリケーション)と言われる暗号資産やNFT等を利用したサービスを、シームレスに利用可能。暗号資産の取引サービス「Uniswap」や各種NFTトレーディングサイトを簡単に扱える。
そのほか、iOSではYouTube動画をバックグラウンド再生できるようになった。広告ブロック機能も強化され、YouTubeなどの動画広告もブロックできるようになっている。
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