エクセラン高校2年生 高山村のバス停パネル作成

高山村の堀之内上(かみ)バス停で26日、エクセラン高校(松本市)美術科デザイン・メディア専攻の2年生4人が制作した色鮮やかなパネルがお目見えした。待合所の壁いっぱいに村の観光名所や名産品を描き、バス停を彩っている。

担当したのは河西千里さん(16)と加納勇仁(はやと)さん(17)、横山いずみさん(17)、吉田稟(りん)さん(17)。学校で映像やイラストレーションを学ぶ4人は、昨年11月にパネル制作を始め、1カ月余りで完成させた。

縦約160センチで横250センチの木製の板に、アクリル絵の具で描いた。村内の山田牧場で星空の下にたたずむ牛たちと、ワインをボトルからグラスに注ぐ様子を表現。経年劣化を抑えるため、表面にはコーティング剤を塗った。

デザインを主に考えた吉田さんは、隣の須坂市でずっと育ってきた。幼少期から親しんだ村の景色をイメージし、モザイクアート風のグラスとボトルで上品さを表した。「いつかパネルを描いてみたいと思っていたので実現してうれしい」と声を弾ませた。

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https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024012601250