中国軍、〝宇宙兵器〟で米艦隊を模擬攻撃 シミュレーションではわずか10分ほどで壊滅

中国軍が衛星を使った極超音速ミサイル攻撃で、米空母打撃群を壊滅させる模擬演習をコンピューターシミュレーションで成功させたとする中国の報告書が公開された。米空母打撃群への長距離ミサイル攻撃は困難とされてきたが、今回の実験で理論上可能であることが示された。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが報じた。

米空母打撃群が洋上をフルスロットルで航行すると、航空団を含むその戦闘行動半径は1000キロにも及ぶ。その打撃群に対し、1200キロ離れた位置から、中国の極超音速対艦ミサイルが空に向かって一斉に発射され、200キロ以上上昇した後、米艦隊をロックオン。ミサイルが発射されても約10分間は米軍側のレーダーは捕捉できない。レーダーが捉えた時、ミサイルはすでに50キロまで急接近し、目標を即時に壊滅させた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/48f619dddd711ee193cfa7d69f3722ab36e4485e