仲本工事さんが死去 81歳 ザ・ドリフターズで国民的人気 交通事故で重体のまま帰らぬ人に
国民的人気バンドでコントグループとしても人気を博した「ザ・ドリフターズ」のメンバーで、タレントの仲本工事なかもとこうじさん(本名・興喜こうき)さんが19日午後10時22分、急性硬膜下血腫のため、81歳で亡くなった、と所属事務所が公式サイトで公表した。
 神奈川県警などによると、仲本さんは18日に横浜市内で車にはねられ、頭を強く打つなどして病院で治療を受けていた。同事務所は「葬儀等の対応については、ご親族を含めた関係各所と協議した上で後日ご報告をいたします」としている。
 ドリフターズでは、1966年ビートルズ初来日公演の際にギタリスト兼ボーカルとして前座を務めた。「8時だヨ!全員集合」「ドリフ大爆笑」などのコント番組では、特技の体操を生かした軽やかな動きが特徴的だった。
 メンバーのうち荒井注さんは2000年に肝不全、いかりや長介さんは04年にがんで、志村けんさんは20年に新型コロナウイルスでそれぞれ亡くなり、残る顔触れは高木ブーさんと加藤茶さんだけになった。
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