ウクライナの海軍司令官は28日までに、欧米が供与する武器を使ってロシア領内を攻撃することが認められれば、早期に戦争に勝利できるとの認識を示した。英スカイニューズ・テレビが27日報じたインタビューで「必要な戦闘力や敵のインフラ破壊能力を獲得できれば、それだけ早く勝つことができる」と語った。

欧米はロシアとの戦闘拡大を懸念し、供与した武器をロシア領内に使用しないよう求めてきた。ウクライナが昨年6月に開始した反転攻勢は膠着し、東部ではロシア軍が優位との見方も出ている。司令官は、ウクライナ軍が欧米の長距離兵器をロシア領内の攻撃に使用できれば「敵は違った行動を取っていただろう」と指摘した。

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