名古屋市は29日、特別史跡である名古屋城の正門壁面に、悪質ないたずらが見つかったと発表した。引っかき傷で人名や日付、「警備あまい」などと落書きされており、市は今後、警察に被害届を提出する。
市の名古屋城調査研究センターによると、いたずらが見つかったのは、来場者が入城時にくぐる正門の堀側の壁。一般の立ち入りは禁止されているが、約1・3メートル四方に横書き4行にわたり「漫画家志望」「宮本和典」「1998 10月4日 SUN」「警備あまい」と書かれていた。くぎの先などの鋭利なもので刻まれたとみられ、1文字の大きさは20センチ程度だった。
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