食品衛生法改正で「手作りお漬物」は製造販売が許可制に ピンチなのか?各地の対応策は
道の駅などで販売されている「手作りお漬物」が、転機を迎えている。
2021年に施行された「食品衛生法」の改正が2024年6月1日から、経過措置期間を終えて全面実施になるからだ。
これによって、漬物製造販売が許可制となり、衛生的な製造施設などの整備が求められるようになる。
すると、衛生設備の整っていない農家の人が台所や作業場で仕込んでいた手作り漬物は、販売が難しくなるのだ。
そうした中、大きな影響を受けるのは、主として個人農家から仕入れしてきた道の駅だ。
地域に愛された伝統の味がなくなってしまうのだろうか。
要件としては、衛生基準を満たした施設が必要になるほか、
国際的な食品衛生管理手法である「HACCP(ハサップ)」に沿った加工場の衛生管理などが必須になる。
今回、改正法の施行前から製造していた個人農家にも適用される。
2024年5月末までに営業許可の取得と、食品衛生責任者の資格取得が義務付けられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dfd618a881a67437097a879bb53a7064e7167ec