日経平均上昇 外国人が大型株に「買い」
[2024/01/30 09:00]
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https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000334829.html
29日の東京株式市場で日経平均株価は一時400円以上値上がりし、3万6026円で取引を終えました。
目立ったのは「大型株」の値上がりです。日経平均の上昇率は0.8%でしたが、「TOPIXコア30」という日本を代表する大企業30社に限れば1.6%の上昇でした。その背景にいるのはやはり…。
マネックス証券 広木隆チーフ・ストラテジスト
「外国人の資金量というのは莫大だから、大きい銘柄をバサッと買っていくという、典型的な外国人の買い方です。もう、完全に主流は日本を代表する大型株」
例えば大型株の一つ「ソニー」は29日の一日で2.5%上昇し、終値は1万4355円。今や、個人が簡単には手を出せない水準です。
一方で、手の届きやすい銘柄も多い中小企業や新興企業は株価がさえません。
広木チーフ・ストラテジスト
「完全に二極化です。新興企業がいっぱい上場している東証グロース(=成長)市場指数は下がっている。小さい銘柄というのは、外国人は情報が分からない」
では、個人投資家はどうすればいいのでしょうか?
広木チーフ・ストラテジスト
「投資信託であれば、ごく小額でこういった(大型)株に投資できますから。お金ができた時に少しずつ買うということが、いいんじゃないかなと思います」
(「グッド!モーニング」2024年1月30日放送分より)
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