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「亀の池」のクサガメが、なぜか例年の10倍誕生…下関市の亀山八幡宮「にぎやかに」

山口県下関市中之町の亀山八幡宮で今月中旬以降、27匹ものクサガメが次々に誕生した。例年、 孵化ふか するのは数匹程度だが、今年は10倍近くが生まれており、神職や参拝客らを驚かせている。

 八幡宮は境内の「亀の池」で10匹のクサガメを飼育している。夏に池の周りに産卵が確認され、今月14日から次々に誕生した。大量孵化は、30匹以上生まれた2021年以来という。

 子ガメたちは体長6〜7センチ。現在はカラスなどに食べられないよう、社務所前の水槽に入れられており、元気よく泳ぎ回ったり、石の上で甲羅干しをしたりしている。

 八幡宮は24日まで毎日午前9時〜午後4時に公開している。その後は水槽で2年ほど育てて池に放す。権 禰宜ねぎ の高橋真史さん(49)は「亀の池がにぎやかになればうれしい」と話した。