日本サッカー協会(JFA)は1日、AFCアジアカップカタール2023を戦う日本代表から伊東純也が離脱することを撤回。日本時間同日に改めて、離脱の有無を含めて動向を協議すると発表した。
伊東に関しては1日発売の『週刊新潮』で女性に対する性加害と刑事告訴が報じられた。一方で、伊東側も虚偽告訴の疑いで告訴状を提出したと報じられ、JFAは1日に「事実関係の内容について当事者の主張が異なっていると理解しており、慎重な対応が求められると考えています。JFAとしては、伊東選手本人の心身のコンディションを考慮した結果、伊東選手が本日付でチームを離れることを決定しました」と、チームから離脱することを発表した。
発表した離脱を同日中にいったん撤回することになったことについて、山本昌邦ナショナルチームダイレクターから、「伊東選手とともに戦いたいという意見が多く出ました。その上で会長に相談をし、伊東選手を残す方向で改めて調整するということになりました」と説明。選手から1日の練習後に声が挙がり、現場の「総意」として協会に伝達。田嶋会長やJFA幹部の決定の下、一度チームにとどめ、日本時間2日になってから専門家などを交えて、改めて協議することになったとしている。
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