男子高校生に痴漢 三重県職員を懲戒処分 停職5カ月
三重県は2日、通勤中の電車内で男子高校生に痴漢行為をしたとして、四日市地域防災総合事務所の地域調整防災室主事(25)を停職5カ月の懲戒処分にした。
県によると、主事は2023年5月24日午前7時50分ごろ、電車内で男子高校生の背後から尻や太ももを触った。
警察官が目撃し、任意聴取を受けた。同年12月13日付で、津簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けた。
県の聞き取りに主事は、「同じ男子高校生に週に2、3回、痴漢行為をした」と認め、「偶然手が触れたことがきっかけでエスカレートした。男性への性加害は大きなことにならないと軽く考えていた」と話した。男子高校生は4月下旬から被害を受け、警察に相談していた。
https://mainichi.jp/articles/20240203/k00/00m/040/012000c