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【カーリング】藤沢五月、3連覇逃しムキムキ封印宣言「今年のオフはカーリングに向き合います」
<全農カーリング日本選手権:ロコ・ソラーレ7−6フォルティウス>◇2日◇札幌・どうぎんカーリングスタジアム◇男女◇2次リーグ
3連覇を狙った女子のロコ・ソラーレが、2次リーグで敗退した。同リーグ最終戦で勝利し、1次リーグから一部持ち越した成績を3勝2敗として中部電力、SC軽井沢クと並んだが、この2チームにはともに敗れており、当該チーム間の成績から4位。3位までの決勝トーナメント進出を逃した。
フォルティウス戦の第1エンドは、ハウス内に石を集められず、両チーム0点のブランクに持ち込み、有利な後攻をキープ。複数得点を狙いに行った第2エンドは、相手に逆にハウスに石をためられ、2点のスチールを許した。第3エンドは、最後にスキップ藤沢五月(32)のテークショットが決まり、同点に追い付いた。
不利な先攻の第4エンドは、1点を取らせるために相手の1番を囲んだが、フォルティウスのスキップ小谷優奈(25)が、ラストショットを中央に決め、2点を奪われた。続く後攻の第5エンドは1点しか返せず、3−4のビハインドで試合を折りかえした。
先攻の第6エンドは、最後にハウス残ったロコ・ソラーレの2つの石を、フォルティウスの小谷が1個しか外に出せず、スチールで4−4の同点となった。続く第7エンドも1点をスチールし、この試合で初めて勝ち越した。迎えた第8エンド。藤沢は2投目を右から回し、中央付近にピタリと止める。続くフォルティウスの小谷は、味方の2番ストーンを中央に押し込むショットで1点を奪い、同点。第9エンドに1点を与えて迎えた第10エンド。最後は、ロコ・ソラーレが1、2番ストーンを持って迎えた相手のラストショットがわずかにそれ、2点が入って逆転した
3連覇を逃し、昨年11月のパンコンチネンタル選手権(カナダ)で奪取した日本の世界選手権(3月16日開幕、カナダ・ノバスコシア)出場枠を、今大会の優勝チームに譲ることが決まった。藤沢は「昨年は好きなこと(ボディメーク)をやらせてもらったので、今年のオフは、カーリングに向き合います」と、ムキムキの封印を宣言した。